事例紹介・お客様の声
1級1号:高次脳機能障害(70代男性・茨城県)
1級1号:高次脳機能障害(70代男性・茨城県)
事案
自転車走行中、後ろから来たトラックに追突され激しく転倒したもの。
問題点
びまん性軸策損傷の事案。他覚的所見の確保、間違いの無い診断書の作成、事実を書き漏らさない日常生活報告書の作成など、基本をしっかり押さえることが出来るかどうかが問われた。
立証ポイント
重要な順番に箇条書きでご説明します。
- MRI他覚的所見の確保を最優先、脳室拡大や脳萎縮の時系列的な変化を捉えることが出来た。
- 頭部外傷後の意識障害についての所見について、初診時の意識障害を事実のまま、かつ詳しく記載してもらうようコーディネートを行った。
- 神経系統の障害に関する医学的意見について、医師や家族と相談しながら書式を完成させた。
- 日常生活状況報告書を徹底的に作り込んだ。
- 1度で確実に1級が認定されるよう、事実の全てが後遺障害診断書に記載されるようコーディネートを行った。
後日談
後遺障害1級認定後、成年後見(非行政書士業務のため無報酬での後方支援)や身体障害者の手続きをサポート、前段を整えた後で最高裁判例多数の大手弁護士事務所に対応を引き継いだ。なお、当然のことではあるが、本件の行政書士報酬は貢献度・行動量に応じた額に調整を行った。